ゴー宣DOJO

BLOGブログ
高森明勅
2015.1.27 12:00

危険が見えない安倍首相で「戦中」へ?

果たして安倍首相は、自分の言動がもたらす
国際的な波及効果について、
どこまで自覚があるのか。

危険が見えていない政治指導者ほど怖いものはない。

得意満面の笑顔で、とてつもない災厄を招き寄せるからだ。

これまでのイスラエルの行動は、
イスラム社会からは「テロ」
と見られていて、
ネタニヤフ首相は「テロリスト」
とまで呼ばれている。

そのネタニヤフ氏と握手して、「テロ対策で連携する」と
表明することが、
イスラム社会にどう見えるか。

あるいは、「ISIL(イスラム国)と闘う周辺各国を支援する」
演説をぶって巨額の財政支援を行うことが、
自分たちの意図はともあれ、相手側にどう受け取られるか。

分かってやっているのか。

今回のイスラム国人質事件を巡り、こんな指摘がある。

「中東のイスラム社会において、日本人や日本文化への好感度は高い…
しかし、日本の『外交』
への印象となると、
実は悪化しつつあったのではないか…
そのきっかけは、
イラク戦争にあった…
今回の安倍首相による中東歴訪では、
図らずもその不信感を呼び起こしてしまったのではないか」
現代イスラム研究センター理事長、宮田律氏)

今回の人質事件は日本にとって『9・11事件』だ。

情報化の進展により中東で生まれた憎しみや怨念が
グローバル化し
、世界各国のイスラム教徒が、
リアルタイムで共有・
増幅しつつある。

そうなれば、日本やその周辺地域も聖域ではなくなるだろう」
キャノングローバル戦略研究所研究主幹、宮家邦彦氏)

日本政府と国民はいま、テロとどう向き合っていくか、
大きな課題を突きつけられている。
あらゆる状況を想定してシミュレーションを考えるべきだ」
公共政策調査会第2研究室長、河本志朗氏)

今回、安倍氏が何をしでかしたか。

本人も国民も気付かないまま、
事態はいつの間にか“一線”を越えようとしているのかも知れない。

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「『新戦争論1』と戦後70年」

平成27年2月8日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

次回「ゴー宣道場」(28日開催)のテーマを

「『新戦争論1』と朝日新聞の慰安婦報道」としていたが、

変更しようと思う。

「『新戦争論1』と戦後70年」としたい。


朝日新聞の慰安婦報道もこの中に括って、

議論の俎上に載せる。

 

『新戦争論1』はまだ発売されてないから、
師範方が
ブログで書けない。

だが発売されたら、日本の戦争に関する議論では、

無視できないものになるので、テーマに入れる。

 

「朝日新聞の慰安婦報道」だが、
これも緻密な読み方
を強いられるから、
師範方がブログで書くのが億劫に
なるだろう。

そこで「戦後70」という大枠をテーマにすれば、

師範方も書けるはずだ。

天皇陛下が年頭に当たっての感想で、

この機会に満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に

学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、

今、極めて大切なことだと思っています
と仰っている。


このメッセージを受け止めよう。

 

戦後70年をどう思うか?

何を日本人は考えるべきか?


大いに議論しよう。

読者諸君も何を議論したいか、意見を聞かせてほしい。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成27年1/28(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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